(C)2019 MARVEL
出典:映画.com
2019年3月15日(金)公開の映画「キャプテン・マーベル」を鑑賞してきました!
本編上映時間は124分。3Dや4DXもあるようですが、今回は2Dを選択しました。
それでは、映画「キャプテン・マーベル」の感想&評価を書いていきたいと思います。
今回は本編の前から色々ありましたので、まずはそちらから書いていきます!
※ネタバレを含みますので、まだ観ていない人はご注意ください
上映前の予告が熱い
映画本編が始まる前に流れる15分くらいの予告。
今回はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズの映画ということもあってか、マーベル関連の映画の予告が多かったです。
そしてその内容が熱い!
『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』ではピーターの友達が殺された?!と思ったら犯人はまさかのニック・フューリー!
殺したっていうか麻酔銃的なアレなのか。
ストーリーの時系列は『アベンジャーズ /エンドゲーム』の数分後らしいので、インフィニティ・ウォーで消滅してしまったスパイダーマン&フューリーは『アベンジャーズ /エンドゲーム』で復活確定っぽいですね。
そしてヴィラン"ミステリオ"がシリーズ初登場。予告ではスパイダーマンを助けるように見えますが、果たして…?
次に『アベンジャーズ /エンドゲーム』の予告。
前作でサノスによって人類の半分を消されてしまいましたが、ここからどう闘っていくのでしょうか。
アイアンマンのトニー・スタークは宇宙船の中?
キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウの前にはアントマンの姿が…。
『アントマン&ワスプ』で最後に大変なことになっていたアントマンですが、抜け出せたようで何より。
あとマーベル映画じゃないけど『メン・イン・ブラック:インターナショナル』の予告にソー&ヴァルキリー役の二人が…!!
マイティ・ソーのパロディシーンがチラホラあって思わずニヤリ。ハンマー弱っ(;∀;)
予告はYouTubeでも見れるので、気になった人は各映画タイトルで検索してみてください。
オープニング・クレジットは故スタン・リーを追悼する演出
今回のオープニング・クレジットは、昨年11月に亡くなられたアメコミ界の巨匠スタン・リー氏を追悼する特別な演出になっていました。
マーベル映画のオープニングといえば、アベンジャーズのキャラクターがパラパラ漫画のように次々と映し出されて、最後に"MARVEL"のロゴが出てくるやつですよね。
今回はアベンジャーズではなく、故スタン・リー氏がこれまでカメオ出演した歴代シーンが次々と映し出される演出になっていました。
最後には写真付きの特別な"MARVEL"ロゴと共に、「Thank you, Stan」のメッセージが…。
なんだか込み上げてくるものがありました。
マーベル映画にちょい役でカメオ出演するのがお馴染みのスタン氏。
今回はどこに出てくるのかな?と探すのも楽しみの一つでした。
4月公開の『アベンジャーズ /エンドゲーム』のカメオ出演も亡くなられる前に撮影済みだったそうで、そちらが最後の出演になるようです。
そして今回の『キャプテン・マーベル』にも登場!
これについては後ほど。
映画「キャプテン・マーベル」を観た感想
それでは本編の感想を書いていきたいと思います。
今回の映画は、
前半→「あ、これつまらないかも」
中盤→「お?知ってる人が出てきた」
後半→「めっちゃ面白い!!」
という感じで、話が進むにつれハマっていきました。
『キャプテン・マーベル』の簡単な前知識としては、
- MCUシリーズ
- アベンジャーズ誕生前の話
- 主人公の女性が記憶喪失
こんな感じ。
ただ、この前知識だけでは前半に謎な部分が多すぎて、冒頭20分くらい?はストーリーに引き込まれずちょっと退屈でした(^^;
これまでのマーベル作品は前知識がなくても最初から面白かったのですが、今回は【あらすじくらい読んで来ればよかったなー】と少し後悔。
前半は謎が多い
映画を最後まで観てからなら【あの映像はこういうことだったのね】と分かるのですが、
初見だと前半は謎だらけです。冒頭から意味がわからず頭に「?」が大量発生。
そもそも主人公ヴァースが記憶喪失なので、ある意味ヴァースの気持ちになって観れるかもしれません。
この映画は2回観たほうが面白そうです。
ヨン・ロッグのヴァースに対する態度がどうも胡散臭い感じで好感が持てなかったのですが、物語後半でやっぱりか〜と思う出来事が。
クリー帝国の実質の支配者は超高性能AI:スプリーム・インテリジェンス。「その人が最も尊敬し、信頼する者の姿へと形を変える」「本来の姿は不明」らしく、最後までスッキリしない部分があったので次回作にも登場するのかもしれません。
ヴァースがスクラル人に捕まって記憶を読み取られるあたりまではどうもストーリーに引き込まれず、
このままでは寝落ちしそうだなぁ…と思っていたところで、ヴァースが C-53=地球 に到着(というか墜落)。からのニック・フューリー登場。
若かりし頃のニック・フューリー
最初はニック・フューリー本人とは気づかず【なんか似た人が出てきた】と思ったのですが…
身分証を見たヴァースが「フューリー捜査官」と言ったところで【あー本人なのね!】とようやく気づきました。
まだ両目がある状態での登場です。
彼が「新入り」と呼ぶのはコールソン捜査官!中盤でヴァースと共に逃亡するフューリーを手助けするシーンに、今後の彼らの信頼関係が垣間見れます。
後で知った話なのですが、今回は1990年代が舞台なので彼らはデジタル技術によって25歳若返った姿で描かれているのだとか。
フューリー登場からだんだん面白くなってきました。
Windows95など懐かしのアイテムも続々登場。
ディスプレイが分厚かったりデータの読み込みが遅かったり。当時のあるあるエピソードにクスッとしました。
当時はまだポケベルの時代なんでしたっけ。
このポケベルが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の最後に出てきたアレだと気づいたのはエンディング直前でした。
気づいたというかネタバレ済みになってから【あぁそういうことか!!】って感じでしたけど。察しの良い人はもっと早くわかってたんだろうなー!
書き忘れていましたが、映画は吹替版で観てきました。
なのでニック・フューリーの声は竹中直人さん。
後にS.H.I.E.L.D.の長官になるフューリーですが、本作ではまだヘッドエージェントという立場。
この頃のフューリーはちょっと陽気なキャラです。唐突に冗談を言ったり、歌い出したり。
それに合わせて、竹中さんもやや高めの声で演じられています。
長いセリフの時は若干棒読みっぽく聞こえましたが、ひょうきんな感じを出す時は役と声がぴったりハマっていました。
猫のグースに話しかける姿がものすごく可愛いです。
それにしても隻眼の理由がまさかあんなことだったとは…。
スタン・リー発見!
電車内に紛れ込んだスクラル人を探すヴァース。新聞紙で顔を隠した人が怪しいと睨み新聞紙を引き剥がすと、そこにはスタン・リー氏が!!
今回は電車内で新聞を読んでるおじいちゃん役でした!
おじいちゃんがニッコリ微笑むと、ヴァースもニッコリ。すごくいいシーンでした。
次に電車内にいるおばあちゃんを睨むヴァース。
おばあちゃんがニッコリ微笑んだのですが…ヴァースはおばあちゃんを張り倒します^^;
スクラル人の変装と見抜いたわけですが、これ側から見たら完全にヴァースが悪者ですよね。周りの乗客ドン引きです。
このあとアクティブに動き回るおばあちゃんがシュールでした。
スクラル人の能力おそろしい
変身能力で身近な人物になりすますスクラル人。これかなりの恐怖ですよね。
コールソンが運転する車に同乗するフューリーですが、その時「どこに行ったんですか?」とコールソンから電話が…。
横で運転しているのはコールソン。電話の相手もコールソン。
この時まだエイリアンの話を信じていなかったフューリーとしては(どういうこと??)状態でしょうね。
眼の上を負傷しつつも何とか助かったフューリー。
この傷で隻眼になるのか!と思ったら違いました。これなら名誉の負傷になるんですけどね。
その後、ヴァースとの会話で
「自分のことは皆フューリーと呼ぶ。ニコラスでもニックでもなく"フューリー"と呼ぶ」
と話していたのですが、これがまさかの伏線でした。
ポケベルで呼び出したS.H.I.E.L.D.の上司がフューリーのことを「"ニコラス"」と…。
上司をガン見するフューリー。(えーお前も偽物かよー)って感じでしょうか。
和解してからはスクラル人の能力にかなり助けられましたね。味方になれば頼もしいです。
でも顔がかなりの悪役面なので【またどんでん返しがあるのでは?】と最後まで疑ってしまいました(^^;
四次元キューブ
本作にて、S.H.I.E.L.D.が保管していた四次元キューブをローソン博士ことマー・ベルが研究していたことが判明しました。
そして四次元キューブの中にあるスペースストーンがキャプテン・マーベルの強さの秘密ということが分かりました。
別次元への通路(ワームホール)を作り出し、空間の瞬間移動が可能になる。
時系列で見ると「キャプテンアメリカ/ファーストアベンジャー」と「マイティ・ソー」の間の出来事のようです。
キャプテン・マーベルの覚醒シーンは『マイティ・ソー/バトルロイヤル』のソーの覚醒シーンと同じくらい格好良かったです!
最初は腕からビームが出るくらいでしたが、覚醒によってとんでもない強さになりました。
規格外のパワーと飛行能力!身一つで宇宙を飛び回ってます。
おそらくマーベル最強のヒーローですね!
本作で「アベンジャーズの名前の由来」も明らかになりました。
そしてエンディングでキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウの前に現れたキャプテン・マーベル。
彼らとの掛け合いも気になります。
4月公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が待ち遠しい!
総合評価
映画『キャプテン・マーベル』
me-houdai的 総合評価
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